「旅」とは、

「旅」とは、「5%の努力と、5%のお金と、90%の人々の優しさ」


ボランティアをしながら世界に笑顔を届ける - 【看護師Keiの自転車世界一周の旅】×【助け合い】 ★現在挑戦中です!


(中国武漢で自転車が盗難に遭いましたが市民数万人の皆様のお陰で取り返し、無事旅を続けています!!)

2011年11月26日土曜日

海の上の生活

朝まだ眠いながらもベッドの上で目を覚ます。ふわんふわーんと揺れている。ここが大阪の長居ではなくて、船の上なんだって気づく。
窓から光が差し込むので急いでカメラをつかんで階段をかけ登り、デッキに出るも、しまった、遅かった。太陽は水平線からだいぶ離れていた。
もう先に上がって写真を撮っていたイタリア人のプエールが「こんなに晴れてるのに残念だったね。」
朝日を見逃した。






朝食は無料、お粥がおかわり自由だったので七杯も食べた。さて丸一日海の上で何をしよう。釣竿を二本持ってきているので釣りでもしようかとイギリス人のアンソニーと話していた。サメでも釣ろうかって。
結局天気がよくて気持ちがいいのでデッキに出て本を読んだり中国語を教えてもらったりしていた。

瀬戸内海を抜け、九州を通りすぎてしばらくしたら携帯の電波が届かなくなってきた。陸も船も見えない。
いよいよか。もう日本じゃないいんだね。
今度はいつ戻れるのかな。
もし万が一のことが起こったら、もう日本には帰れないかもしれない。
使えなくなった携帯電話を握りしめながら、日本がある遠い海の先をみつめてしんみりする。


夜はプエールのパソコンで映画鑑賞会。バレンタインズデイ。いまいちな映画だったなー。

明日はいよいよユーラシア大陸上陸!
どきどき!

Here comes kei and my lovely bike!


2011年11月25日金曜日

-ようきてくれはりました-

本日11/25正午、日本大阪湾から出航します。

今大阪で泊まらせて頂いているのは西山さんのお宅。

キッチンではお母さんがトントントンと朝ごはんの味噌汁

を作る音が聞こえてきます。
かれこれ10日間以上お世話になりました。
「ようきてくれはりました。」
三週間前の大雨の夜、ずぶ濡れになって京都から到着した
僕を暖かいお風呂と美味しい御飯で迎え入れてくれた。
立派な息子ゆうきくんの優しさと、お母さんの笑い声が絶
えない素敵なおうちでした。
七輪でサンマを焼いているお父さんの背中も素敵でした。


待ちに待った中国ビザが昨日おり、無事フェリーのチケッ
トも手に入れました。

忘れ物はない? ないはず!荷造りと荷解きは慣れたもの


不安はない? ・・ないはずがない!一ヶ月間日本を旅し
たけど、これからは大陸、住み慣れた国からゆっくりだがどんどん遠ざかっていく。どんな冒険や出会いが待っているのか?果たして中国は僕を歓迎してくれるのか?ワクワクしている恥なのに、隠せない不安が背中から静電気みたいにゾクゾク伝わってくる。

震災では中国にも多大な援助をしていただいた。

僕は直接の被災者ではないけど、同じ国に住む人間として

自転車に中国語で「頑張ろう日本!ありがとう中国!」
と大きく掲げて走り、感謝の気持ちを伝えたい。 

そしてあくまで僕は他の国にお邪魔させてもらう立場、

きっと失礼な中国人もいっぱいいるだろう、
でも失礼な日本人にはならないようにしたい。
彼らは僕ら旅行者を通して日本を見ているから。
もし僕が優しいことをしたら、きっと日本にもきたことの
ない彼らは「あぁ、日本人て優しいんだね」って思ってくれるはず。

それにみんなの期待も背負ってる。世界に恥じない日本人
にならないといけないといけないと思う。だから大阪でも奈良でも京都でも、信号無視は一度もしていない。

自分が頑張る姿を見て、じゃあ自分も頑張ろうって思って
くれてる人たちがたくさんいる。
人は人によって変われる。僕も日々色々な人との出会いの
中でゆっくりだけど成長している気がする。

みんな、みんな、みんな、ありがとうございます。


そして、


いってきます!

-出航!-

























本日正午、大阪湾から出港。
いよいよ日本を出るときがきた。
いつもより少し早く七時に起きて、かっちゃんのお父さんお母さんを見送った。お父さんはいつものように固い表情だったけど「また来てくださいね。」といってくれた。お母さんが作ってくれた最後の味噌汁、冷えた体に染み込んでいく。


10日間以上過ごした大阪、毎日充実していて楽しかった。
ちょっといろいろと中国に似ている大阪
自転車があって本当に良かったと思う。
新世界や、通天閣、難波、心斎橋、下町をゆっくり縫うように見れたのも自転車のお陰。


港に行く途中お母さんのデイサービスに寄ってさよならを言う。
かっちゃんも、ほんとは午前授業あるはずなのに、休んで途中まで見送ってくれた。


俺の後ろを彼が走っていたけれど、涙が出てきて後ろを振り向けなかった。
久しぶりの大荷物で走る。沖縄三線やカリンバの工具が増えたぶん重い。三線を横にしてくくりつけたせいで電柱にぶつかって倒れたりもした。立てにした方がよかったね。

10:50大阪国際フェリーターミナル到着。
自転車は5000円、他に二つまでは預けが無料。紐とテープでグルグルにして四つの青い鞄を二つにまとめた。自転車バイバイ、また上海でね(T-T)
出国手続きは簡単、荷物の中身もチェックされない。ガソリンやガスが入っているのに。笑


いよいよフェリーに乗り込む。同じ部屋には日本に7年も住んでいたシーさんと僕だけ。ベットが四つあったから一人で二つ使えた。
オーストラリアのジェシー、イタリアのプエール、イングランドのアンソニー、それと自分、和歌山のおじさん三人、仙台からモンゴルまで自転車で帰るというモンゴル人、外国人はそれだけ。あとは中国人研修生が20人くらい。230人定員でこれだけだから、船内はがらがらでとても快適。


朝食は無料だけど、昼夜はレストランで注文して食べた。
税金がかからないからビール安い。
みんなで三線を弾いたり、カラオケしたり、楽しい船旅になりそうだ