2012年10月3日水曜日

ひとりの百歩より、百人の一歩 –2−


南方都市報(中文): 
http://gcontent.oeeee.com/8/3f/83fa5a432ae55c25/Blog/530/4ffc5f.html

Global Times (English): http://www.globaltimes.cn/content/739427.shtml


通訳さん(記者)を通じてこんな事を知った。
“ボランティアひとり残らず全て退去”
政府はこんな通知を出そうとしていた。考えられる理由は2つある。

. もしまた何か襲撃のような不幸な事が万が一起こった場合、襲撃した人(土地)に対し日本国内からだけではなく中国国内からも怒りが生まれ、ここを管理する政府としての面子を失う。

2.“この国”の災害とは政府にとって恥ずかしく負としてとらえられ、さらに災害復興(99%)は本来政府がすることであり、ボランティアが復興に関わることは政府にとって恥ずかしい事らしい。ましてや国外からのボランティアとなると尚更。特に11月9日のリーダー交代を前に雲南地震の事は過去の物にしてしまいたい。

一方で政府からの支援は限られ、特に山間部は滞っている。上に意見を言えない社会ゆえに被災者は残った資源で耐え忍ぶのみ。
減らされた故にさらにボランティア“0”という最悪なケースだけは避けたい。



そこで僕らが2日後に離れる事を交換条件に、もっと中国国内の中国人ボランティアを受け入れることを許可するようにと交渉した。もし、受け入れないのならば、僕はここから絶対に動かない。そう強く押した。
半日程話し合い、向こうも考えた結果ついに折れ、受け入れの再開を許可。

そして僕らは去る事になった。

当初Ⅰ〜2ヶ月滞在する予定だったが、思わぬ展開に。
しかし僕一人がここでスコップを持って作業するよりも、100人呼んで100倍の力で支援した方が効率が良いのは断然明白。

【ひとりの百歩より、100人の一歩】

被災地に入ってみないとわからなかった深刻な問題が見えた。僕だから出来る支援の方法も見えた。

今後しばらくは人々に被災地の真実を伝えながら、関心を政治問題から国内の問題にシフトさせ、被災地への人と支援物資の流れを作る“後方支援”に従事することにした。支えてくれるWeiboTwitter)の11万人のファンと共に一緒に頑張るぞ!



中文 月刊誌 ーPORTRAIT 人物ー

中国全土の書店で10/9発売。 P.124~
日本人は俳優 矢野浩二さんに続き二人目。
日中民間の強度な架け橋になれるよう、頑張るぞ。


201210月期《人物》志刊登了我的访谈故事。文章无关政治,无关中日关系,而是述了一个日本人在中国的所,一名志愿者在中国的的志愿经历。我相信,人和人心与心的交流是无国界的,甚至是无需言的。而是一个微笑,一,一份感


南方都市報(中文): http://gcontent.oeeee.com/8/3f/83fa5a432ae55c25/Blog/530/4ffc5f.html

Global Times (English): http://www.globaltimes.cn/content/739427.shtml

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