「旅」とは、

「旅」とは、「5%の努力と、5%のお金と、90%の人々の優しさ」


ボランティアをしながら世界に笑顔を届ける - 【看護師Keiの自転車世界一周の旅】×【助け合い】 ★現在挑戦中です!


(中国武漢で自転車が盗難に遭いましたが市民数万人の皆様のお陰で取り返し、無事旅を続けています!!)

2012年2月9日木曜日

-旅の装備-




自転車旅の装備を紹介します。

■基本装備■

1.自転車:Maruishi Emperor touring master 2009
2.サイドバッグ:Ortlieb backroller classic 
3.ラックパック:Ortlieb rackpack M
4.フロントバック:Ortlieb front bag 9L
5.タイヤ:panaracer650×38A
6.キャリア:Nitto Campee 
7.ヘルメット:OGK カブト
8.テント:Arai tent air rise 2 DX + kaya rise 2
9.カセット(料理用バーナー):MSRドラゴンフライ、アルコール、ガス
10.寝袋(-2℃まで対応可)
11.エアマット
12.お守り

■便利アイテム■

1.GPS(腕時計式)
2.GPS(スマートフォン:galaxy tabiphone
3.ソーラーパネル付蓄電池(12000mAP
4.コンパクト蓄電池(4800mAP)
5.ノートパソコン
6.カメラ(Nikon一眼レフ、gopro helmet hero、他2台)
7.Photoプリンター
8.楽器:三線(沖縄)、ハーモニカ(じいちゃんの形見)
9.医療器材(聴診器、血圧計、薬etc..
10.mobel communications  携帯電話




■上記以外荷物リスト■

1.フロントライト:topeak white lite
2.バックライト
3.携帯式高圧空気入れ
4.予備タイヤ・チューブ
5.オイル:デュラエース、
6.パンク補修パッチ・ゴム糊たくさん
7.修理工具
8.ロック2ヶ
9.荷台用ゴムロープ5本(うち予備2本)、荷台用ネット
10.LEDヘッドライト
11.LEDランタン
12.充電式電池と充電器
13.スピーカー
14.マルチメモリーカードリーダー
15.WiFiルーター2種(ノートPC装着型、小型ルーター)
16.メモリーカード大量(1~2GB程の小さなもの)
17.ポータブルHD
18.外付けポータブルマルチDVDドライブ
19.携帯ラジオ
20.SIMフリー携帯電話(SIMは各国で格安購入)
21.Ortribeサイドバック装着用のバックパックオプション
22.自転車用グローブ(冬・夏用)
23.湯沸し用電気コイル
24.調理用五徳セット(鍋・フライパン等)
25.五徳ナイフ(栓抜き・コルク抜き・プラスドライバー付)
26.日本の調味料
27.釣り竿と釣り道具





■絶対おすすめ■

1.延長蛸足コード
2.WiFiルーター
3.輪ゴム大量
4.ごみ袋大量(大)
5.ジッパー付小ビニール袋大量
6.トイレットペーパー
7.アルコール手指消毒剤(小)





-説明-

・自転車はよーくリサーチしてから選定すべきです。
ママチャリで旅してる人もいて僕も最初は安いのでいいかなと思ったけど、無理(-_-;
近所のコンビニに行くわけじゃない。壊れて何度も買い換えるならいいものを買うべき。
これも個々で好みはあると思う。僕の場合、遅いけど積載力とパワーがあるマウンテンバイクと、超早いけど積載力が無いロードバイク両方のイイとこ取りの旅バイク「ランドナー」に結局たどり着いた。
あとはもうカッコよく、自分が一目ボレしたものなら間違いない。
カッコよすぎるのも盗難注意★日本のワイヤーロックは切られます。電線切るやつで笑

・ここに衣類や本、洗面用具、食料、水、カメラレンズ、各種機器の充電器、その他・・
が加わりとてつもない重さになる。もっとシンプルに旅するならこの半分くらいにはなります絶対。
・意外とドコに行っても人がいる中央アジアだとソーラーチャージーやテント、調理器具などアウトドア系の出番が少ない。個々の旅のスタイルによってはあえてテントを毎日使う人もいるかも知れないのでそれは中央アジアだからとは一概に言えないけど。
ただこのソーラー蓄電池、12000mAPも蓄電できるから携帯電話なら10回以上も充電できちゃう優れもの。

・何度も本国に送り返そうかと思ったのがプリンター。(^^;
新しく出来た仲間やお世話になった方へのお礼として写真を贈れるので使う頻度は多く、今もなんとか一緒に旅を続けてる。

GPSは複数予備があると心強い。iphoneは全く衛星をキャッチせず、色々な面でも使えない。主に音楽プレイヤーまたは時々予備の地図として使用するくらい。

・その他にヘアピンで作ったアフリカの楽器、カリンバをプレゼント用に作って渡しているのでその工具もまた重い・・。(-_- ;)



・オートリブのサイドバッグ一個の半分以上を占めるのが医薬品等。この理由は追って後ほど書いていきます。

Nittoのキャンピーはよく考えられて出来ているけどやはり世界旅には向かない。ネジが多すぎるのと他と比べてシンプルではない構造からメンテナンス頻度が上がる。寿命も短い。先輩チャリダーもヨーロッパ走った時に「なんでこんなのつけてるの?」と幾度となく言われたらしい。それなら値段が10分の1のMinouraのキャリアの方が同じクロモリ素材でベターかも。それか少し高いけどTubesのキャリアは世界中のチャリダーから人気。
それでもなんか愛着が湧いてくるのが国産Nittoキャンピーなんだ・・。

・サイドバック他バック類は断然Ortlieb! 他社の物も持っているけどこの完全ウォータープルーフには勝てない。レインカバーなんて全然訳に立ちません。少し高いけど、本気で旅するならここは妥協しちゃいけないところ。大切な荷物を守るのだ!

WiFiルーター:スマホの時代。LANケーブルはあってもWiFiが飛んでいないんじゃネットに繋がらないじゃんてこと多々あります。そこで量販店などで20004000円くらいで売ってるUSB電源供給のMINIルーターがあると便利。毎日活躍してます。もうひとつ、パソコンに挿してパソコンがルーターになってしまう優れものなルーター(体長2cm程)も時々活躍しています。

・タイで2000枚の写真ごと一眼レフを盗まれた経験からメモリーカードは12GB程の小
さなものを交換して使ってます。カメラは保険でどうにかなるけど、思い出の写真は戻ってこないからね・・(><

・湯沸し電気コイル:これは中国圏の大きいスーパーならだいたい売ってる。かつてバックパッカーにちょっとした人気商品だったが世の中が電気ケトルやポットになってからは日陰に入りつつある。室内だったりちょっと暖かいものが飲みたいときに時々活躍。

・意外にもなんだけど、12mの延長コード(先が3つ口程の蛸足)超大活躍!これは今までの経験からもってきたものなんだけど、やっぱり毎日使ってる。普通の充電コードじゃ短いし、色んなもの充電したいときもあるさ。

・交換タイヤは1~2本、交換チューブは4~6本、パンク修理パッチとゴムのりはたくさんあるに越したことないです(100枚程)。パンクに強く太めのタイヤがお勧め。後輪、特に坂道でかなり磨り減る。予備のブレーキパッドも忘れずに。

・テント・寝袋・エアマットはケチらずいいものを購入することをお勧めします。旅中はそこが我が家になるわけで、やむを得ず極寒の中寝ることだってある。翌朝「あーよく寝た~」とハッピーになるか、疲労をまた残していくかはここで決まる。


大事に大事に運んできても一度も使った試しが無いものもあり、そういうものとはいつか別れがくる。
きっとまだまだ荷物整理が上手くないのだろうけど、生活のほとんどを持って一緒に移動して行くって改めて大変だなって思う。

旅先での資金管理などもう少し細かいことは後ほど書いて行きます。購入場所や、コレ外国でも売ってるの?などの疑問があれば気軽に聞いてください。何でもお答えします。

みんな安全で楽しい旅が出来ますように!


なんでも出てくるから、
こっちの人から「ドラえもん」と呼ばれてる(>▼<*)..


2012年2月6日月曜日

-本当の一人ぼっち- 中国




江西省に入ったばかりの頃だっただろうか。
僕は右手に、その日注文しすぎて食べきれなかった料理を詰めたタッパーを握り締めていた。

その時泊らせてもらっていた家の女の子(30歳)と夕飯を食べて家に帰るところだった。
楽しく話しながら歩いていると、薄い毛布に包まって小さく丸まって寝ているおばあさんが目に入った。白髪で、穴が空いて汚れたジャケットが見えた。
前の晩は雪が降ったくらいで、その夜もかなり冷え込んでいた。

僕は横目で見ながら一端通り過ぎてしまったが、後ろ髪を引かれるようにそのおばあさんの元に戻った。友達は笑っていた。
まだ温かい料理と少しのお金を添えて、ぐっすり眠っているその人の枕元にそっと置いた。

「ははは、何でそんなことするんだい?」

と友達は言った。

「今夜はこれで御飯を食べれるけど、明日食べるものがあるかもわからないでしょ。」
そう僕が言ったあとに友達から衝撃の言葉。





いいじゃん。明日きっとゴミ箱をあさって食べるでしょ。ハハハ。





・・・・。

僕は怒りを通り越して呆れた。

「彼女がもし自分のおばあちゃんだったらどうする?ゴミ箱をあされと言えるの?もし自分だったら?」

泊めさせてくれている家の人なのでそれ以上強くは言わなかった。

「自分の家族がこうなるなんてありえない。比較なんてできないし。」

そう言って彼女は黙り込んだ。
その夜、先ほどの出来事について彼女と話し合った。お酒が少ししか飲めない彼女だが時々ストレスを紛らわす為に大量に飲むという。この日もかなり飲んで話が止まらなくなった。
すると次第に話を聞いているうちに「お金を失うのが怖い。」「父の会社が潰れたらどうしよう。生きていけない。」「お金・・」「一人は寂しい・・」といった内容の話になっていった。

「中国人はお金を第一に考える。」「家族だって友達だってお金で買えてしまう。」
そう言う中国人に沢山会ったが、彼女もその一人だった。

30年彼女なりに生きてきて彼女なりの考えもあり、それを否定しようとは思わない。
ただ、その考えの末に何が待っているか、僕はだいたい予想がついてしまった。もしこのような人々が何よりも大切な「お金」というものを失った場合。

完全に「一人」になってしまうだろう。

本当に自分が困ったときに助けてくれる仲間が周りにいない。それが本当の「一人」。
ならば無償で助け合うべきじゃないのか。見返り?そんなことは考えるな。もし本当に見返りが欲しいなら、それは忘れた頃に必ず廻り廻って返ってくるから。


そんな人々に心のどこかで半ば呆れながらモヤモヤした気持ちでここ一ヶ月ほど過ごしていたが、ここ武漢に来てそれを覆すかのように素晴らしい出会いに巡り会った。

知り合った人を通じてある老人福祉施設のボランティアに参加させてもらえることになった。日本人が参加することになって皆さん驚きながらも大歓迎して頂き、一緒にお年寄りの方々とお話をしたりおやつを食べたりと楽しい時間を過ごした。

上記写真のスタッフの女性、寝たきりのおばあちゃんに寄り添い手を握り、太陽のような温かい笑顔で話しかけていた。他の若い男性達も、暖房の無い部屋でお年寄りが寒くないか気を使いながら優しく話していた。お年寄りの方々も若者が来て嬉しそうで終始笑顔を見せてくれた。逆に気を使って「今日は寒いねえ。これあんたにあげるわよ。使いなさい。」と使っていた湯たんぽを渡してくれるおばあちゃんもいた。

渡してくれた湯たんぽも冷たかったけど、おばあちゃんの手も冷たかった。
でもなぜだろう。心だけじゃなく体も温かくなっていく気がした。
ありがとう。。おばちゃん涙

僕は江西省の一軒もありここ最近中国人に対する捉え方が少し曲がってしまっていた。
この寒い冬と共に、僕の心も凍ってしまっていた。
ただそれも今日まで。
お年寄り方とボランティアさん達のやり取りを見ていて完全にその氷が溶けた。
窓際で寡黙にどこか悲しげな表情で座っているおばあちゃん。
よく見ると長野のおばあちゃんに似ているじゃないか!
きっとこの人も誰かのお母さんであり、誰かのおばあちゃんなのだろうな。
なんか自分のおばあちゃんに会いたくなった・・。
どこの国に行っても、そこは何も日本と変わっちゃいない。親がいて、子供がいる。
お正月なのに施設にいて家族にも会えない彼らにとってボランティアの存在は大きいのだろうな。
彼らの存在を知らずに中国人に対し一方的な見方をしていた自分が恥ずかしい。
そんな反省をした一日だった。

何となく持ってきた沖縄三線が大好評。
一緒に中国語の「花心(huashin)」を歌ってくれた。
弾いている時は全然気づかなくて、むしろ下手な自分に恥ずかしい気持ちの方が大きかったんだけど、後でビデオを見たら三線てなんて落ち着く音なんだろうと驚いた。600年前に中国から日本に渡り、今逆輸入して世代を越えて戻ってきた。同じ民族として心への響き方も同じなのだろうか。そうだったら嬉しいな(^^)

素晴らしい人々に出会えて幸せ。

今後はしばらくこの街に滞在し、障害児の施設なども周り一緒に活動させてもらうことに。

翌日、テレビの取材依頼が入った。

123日から15日間続いた中国正月も終わりを迎え、最終日は初日の次に盛大に盛り上がる日。中国中がおめでたいモードに溢れかえり、もちろん朝から花火は鳴り止まない。
その特別な日に、武漢に自転車で来たサプライズな日本人がいるとどこかから噂が入り、お祝いの会場でインタビュー形式で収録が始まった。自転車と装備も持ってきて欲しいと言われたのだが重たいバッグを積んで行くのは大変。そこで家中の枕を集めてバックに押し込んで膨らませた。
衛星放送を通じて日本でも流れるというので日本語でも一言お願いしますと言われ、だいぶ本国じゃ遅い新年の挨拶をしてみたり。でも公共の電波でかつ外国人だから使う言葉も選ばなきゃいけないし、相当デリケートになる。

来週CCTV4、湖北TVで放送予定だそう。
あー変な汗かいた。

ちなみに文頭に書いた江西省の彼女から3日前メールが来た。
 わーびっくり!

メール:「父の会社、今日で辞めたよ(^^)」

うそ?!ちょっと嬉しかった。



これから旅に出る。自分の人生だから、行きたいところに行き、やりたいことをするんだそう。もうお金や仕事の縛りは考えない。イスタンブールにいる好きな人のところに思い切って行ってみるって。


いいぞ(^^)/ 頑張れー!!

漢口hankou to 武昌wuchang

走行距離:88.69km
平均速度:13.4km/h
最高速度:31.7km/h