「旅」とは、

「旅」とは、「5%の努力と、5%のお金と、90%の人々の優しさ」


ボランティアをしながら世界に笑顔を届ける - 【看護師Keiの自転車世界一周の旅】×【助け合い】 ★現在挑戦中です!


(中国武漢で自転車が盗難に遭いましたが市民数万人の皆様のお陰で取り返し、無事旅を続けています!!)

2012年3月16日金曜日

-永遠のお隣さん-


浙江省(Zhejiang)のある大学(中国TOP3!)で講演会の話を学生と進めていた。
4ヶ月前にこの街を通ったときにLipdubYouTube Link)のイベント撮影で一緒だった大学院生や留学生達と何度か話し合い、講堂を所有している大学院生のコミュニティーにも必要な器材や場所も確保していただいた。これまで通り口コミだけで広げ、100人程で行おうと思っていたのだが・・講演2日前にある友達が、「大丈夫だろう」と言ってBBS(学生のみが閲覧できるWebSite)にポストした。それがどういうことになるかとも知らずに・・。


投稿した情報はあまり多くを書かず、「旅とは」「助け合うとは」「優しさとは」「夢を叶えるとは」など、考えや経験を共有することを主とする内容で「自転車大捜索」についてははじめの挨拶とお礼を除いては言及しないとしていた。
しかし、その日の夕方投稿したその情報が、どうしたらそうなってしまうのか・・翌朝電話が入った。
「た、大変だ・・!ごめんKei!」

なんと翌朝には8000人を越える希望者がいそうだという情報が入った。これは大変なことになる。その時懐かしい友達と共にしていた食事の席から慌てて飛び出し大学へ向かう。
大学のキャンパスの一番偉い先生(不確)からも「混乱が予想される」「今中国の重要な経済決定がされる時であり”彼はセンシティブな立場”、大事になることは避けたい。」と言われ、話合った結果中止・延期を決定した。
BBSが閉鎖される前に書き込まれたコメントを読むと、学生達がとても楽しみにしてくれていたことが伝わってきた。授業を休んで来るつもりでいた生徒まで・・。中止したにもかかわらず当日講堂には生徒が集まり、待っていたという・・。
それを聞いて出来なかったことに落ち込んだ。本当にごめんなさい・・。
次回こそは!



その大学に留学している中国語が堪能な日本人の女の子に会った。
この旅4ヶ月中国にいて日本人に会ったのは2回目。僕の旅のスタイル上、留学生や仕事で来ている人を除いて外国人の旅人に会うことは少なかった。以前バックパックが背中にあった頃はゲストハウス(安宿)に泊り、そこで出会う愉快で楽しく、時にはミステリーで、尊敬すらするような旅人と過ごす時間がとても楽しかった。旅が中毒と化してしまう原因のひとつだ。
今回自転車で中国に入る前もそんな旅人との出会いにもワクワクしていた。
しかしその期待は良い意味で裏切られた。実際そんな期待を忘れるくらい、地元の人たちと過ごす時間が楽し過ぎたのだ。

知ってるよ、難しい国だって。日本と中国の関係は、どっちにいたって良い事も悪い事も色々耳に入ってくる。

だからなんだ。
本当にその国を全部知って言っているのだろうか。日本にも、中国にも、尊敬するほど素晴らしい人々がいることを知っているのだろうか。批判する人々というのは大抵 ”まるで全てを知っている”かのような見方をすることがある。
何をどう見たらそうなってしまうのか。
以前のブログでも書いたが、僕ら一人一人が持っている「窓」にその原因はある。とってもとっても小さな「窓」・・。しかしときにある人は、その窓を通して国家を見るかもしれない。
facebookへ届いたコメント、その中に今も心に残っている言葉がある。

西村 洋一 様より:(一部抜粋)

【日本と中国は永遠のお隣さん。
お互い敵対している場合じゃない。
困った時はお互い様の精神に国境はない。
そう信じたいし今回そう感じることが出来た!】

この言葉がずっと心に響いている。ずっと自分でもそう思っていたからだろう。でも時々負けそうになるときがある。(負けないけど!)過激なまでも政府が作る反日ドラマや映画、教科書、それを見て洗脳されていく人々。一体未来に何を求めているのか・・。目を瞑りたくなる。
だから心のどこかでその裏づけが欲しかった。
今回の騒動以降西村さんのように中国・日本共に嬉しい声が聞かれたのはとても嬉しいことでより自分のしていることにも自信が持てた。


ちなみに、その日本人Fumiさんとその友達のもう一人の中国の女性は講演会の補助通訳に来てくれるはずだった。でもどうあがいてもできないものはしょうがないから、院生も含めてみんなで中国激辛鍋【火鍋】を食べて、飲みました。(^^;)


民泊っていうけど、どんなところに泊っているのか。
それはその日、その街、その出会いにより様々、要するに運命。
でも贅沢は絶対いいません。僕は雨さえしのげればキッチンでもお風呂場でも眠れる。
なのにみんな親切なことにベッドやソファー、時には個室をかしていただけることも。
この街で数週間泊まらせてもらっていたのはロシア、ルーマニア、フランスの友達がシェアしている家。4ヶ月前一緒にクリスマスソングを歌いながら街を練り歩いた友達。

こんな可愛いベッドもらいました。最近いつもジャケット着て寝ていたけれど、久しぶりに暖房がある家で寝れたことが幸せだった。
さっきからちょいちょい出てきているのはスペインの友達の誕生日パーティーに行ったときの写真。ツイスターゲームしながら飲みすぎて、帰りはどうやって帰ったのか記憶がない。


一時帰国のフライトの前に上海に一泊した。
その時泊らせていただいた高濱さんは上海の大学に留学して4年目の学生。
日本でテレビのニュースを見てfacebookで繋がった高濱さんの彼女さんから紹介していただいた。


こういう思わぬところにできた人と人との繋がりがなんだか不思議で、新たな出会いに今日も一日また感謝。高濱さんもそのお友達も面白くて素敵な人たちでした。

再び帰ってきた上海。
ブログのトップ写真にも写っているアコーディオンの上海おじさんに会って渡したいものがあった。なのにあいにくの大雨。自転車を借りて探そうと思ったがこの雨でGPSも使えず・・。以前自転車でフラッとたまたま立ち寄ったOLD上海にそのおじさんの家があり、場所をいまいち覚えていない。上海のタクシーは高いし(武漢の二倍)、バスや地下鉄は家探しにはちょっと不便。しかもこの日、昼間初めて地下鉄に乗ったときに誰かに盗撮されてすぐにネット上に載せられていた。しっかり居眠りしているところを・・。そんなこともあり出歩くことをやめ、おじさん捜索/再会は来月に延期することにした。

またすぐに戻ってくるからね、上海おじさん。