「旅」とは、

「旅」とは、「5%の努力と、5%のお金と、90%の人々の優しさ」


ボランティアをしながら世界に笑顔を届ける - 【看護師Keiの自転車世界一周の旅】×【助け合い】 ★現在挑戦中です!


(中国武漢で自転車が盗難に遭いましたが市民数万人の皆様のお陰で取り返し、無事旅を続けています!!)

2012年10月12日金曜日

ー後方支援と救世主ー





雲南に向かう前に気づき、気になっていた問題(9月13日ブログにも記載)、これって人災ではないか。そう言っても過言ではない。

雲南地震の裏で生じた三つの問題 

1:四川の規模と比べてしまい、雲南地震の被害が実際より小さく捉えられてしまっている。 
2: 日中関係の政治問題が震災と同時期に重なり、メディアと人々の被災地に関心が向かない。
3:募金・支援したい人々がたくさんいるにもかかわらず、人々が信じられる支援窓口がない。

(中文)
云南地震中生了三个问题
1,与四川汶川大地震的模相比,道中的此次云南地震的被害程度却比实际上看起来小。
2,日中关系的政治问题几乎与灾情生在同一期,这让媒体与人并不那么关心受灾区。
3,有很多想要募捐并参与支援灾区的人,但是能得信任的支援途径却少之又少。



まず一つ目の問題。
2008年に起きた四川大地震では被災者、震度、範囲ともに雲南地震よりも遥かに被害が大きかった。そして“アノ時に比べればきっと大した事ないだろう。”そう安心してしまっている人々も一部にはいる。しかし70万人が被災者になり、3000人が家を失い、100人以上が命を落とした今回の災害、“小さい”と言えるだろうか。もし、亡くなられた方の中に自分の大切な親友、もしくは家族がいたとしたらどうだ。それでもまだ“小さい”と言えるのだろうか。
100人が命を落としたら、残されたその100人分の家族・友達が今後もずっと悲しい思い出を背負って生きて行かなければならない。

二つ目の問題。
連日新聞・テレビは日本とあのくだらない島の話で炎上していた。そして起こった雲南地震、一時報道されたがすぐにデモが盛り上がりを見せその報道一色になってしまい、とてつもないスピードでこの震災は過去のものに、そして、人々の記憶から消えていった・・。
本当に伝えるべき、本国の問題が報道されていないないのだ。

三つめの問題。
それでも被災地の為に何かしたいという善意ある人々が国内に数多くいる。通常、寄付やボランティアを受け入れる窓口は赤十字か各自治体、NGOボランティア団体だ。しかし、この国の赤十字は四川地震以来浮上した数多くの汚職により信用は失落し、今や信じる人は皆無。政府の信用はというと・・言うまでもない。そして頼みの綱、NGOは他国で言うとこのNGOとは異なる。赤十字含め全て政府管下に入っており、独自で募金やボランティアの収集が禁止されている。



自然災害に人災という追い打ちが掛かり、社会から忘れられかけ、一番困っているのは誰か。被災者だ。

中国に生まれて来た事を恨み諦める他ないのか。そうじゃないよ。僕らだっていつ被災者になるかわからない。だから、助け合わないと。



9月末、雲南省昆明から北西へ飛行機で3時間、北京へ飛んだ。
目的は講演会とメディアを通した後方支援の増強・拡大と、
香港Phoneix TV卫视《冷暖人生》)のドキュメンタリー番組の撮影や雑誌・新聞の取材の為。
http://v.ifeng.com/news/society/201210/962a75d6-6b0e-4f04-b70c-021a4deef8e8.shtml

各大学学生達から講演会の依頼があり毎日学生達と集まって話をしたが、結局話を進める段階で大学の幹部サイドが政治背景を考慮し、中止・延期が相次いだ。

大学での講演会は次回に延期になったが学生委員会などが呼びかけ、独自に支援物資を集めてくれるようになった。



Tencent Weibo本社での公開オンラインチャリティー講演会。
僕が去った後に現地入りした、我々のNGOの請負人でもある医師と、唯一募金の収集が許されているNGOイーチジンの請負人を招き、雲南地震報告会を兼ねたチャリティープロジェクトを立ち上げた。イーチジンは国内最大公益団体で、俳優ジェット・リーが築き上げた。雲南地震での経験だけでなく、東日本大震災や他の途上国でのボランティアの経験談、また中国と他国とのNGOや被災地支援の違いなど話した。
http://v.qq.com/boke/page/d/l/m/d0106s3eelm.html

全国からTencent基金に一度集まった募金は詳細を公開し、審査の上現地で活動する各団体に配分する。
ここにこぎ着けるまで打ち合わせからPPT作成まで1週間を要した。終わった時は疲労もピーク、体調を壊した。

実は飛行機が北京に着陸する30分程前、機内で激しい頭痛に襲われ座席では耐えられずトイレに駆け込み、血を吐いた。その後3日間痰に濃い血が混じる日が続いたが、今は止血している。原因はよくわからない。NGOの医師に相談しても「まあ大丈夫だよ。」と返ってきた。

毎日分刻みのスケジュール。これまで全てひとりで背負い管理して来た。ここになって負担が倍増し、限界が見えて来た。そこで予てから探していた、アシスタントが付いてくれた。正義感に溢れ、明るく優しく、中国で一番トップの大学を卒業後、イギリスでマスターを取得して返って来たばかりの女性だ。先月日本のラジオにも一緒に出演した。僕より100倍頭がいい(笑。今後は被災地から全て行動を共にし、政府やメディアとの仲介もしてくれる。僕にとって救世主が現れた。





Tencent チャリティー講演会
http://v.qq.com/boke/page/d/l/m/d0106s3eelm.html

facebook: (keiichiro kawahara,



2012年10月8日月曜日

ー正義と面子ー



先日ブログに、雲南省怒江(Nujiang)の国籍がなく、その為に様々な困難と貧困に苦しむ人々のことを書いた。その怒江を取材した友達の記事が今週月曜日発行された。

没有国籍的人
http://times.clzg.cn/html/2012-10/29/content_308021.htm

彝良でも行動を共にし僕の記事を書き、昆明では彼女の上司のジャーナリストの友達の家に泊まらせていただいた。これまでの彼女の記事は、なかなか普通の人が知ることが困難だったり、またこの社会体制上なかば世間から闇に葬られてしまっている“事実”を密着取材し、届かない弱者の声を伝えている。

記事が発行されたその日から、怒江の現状を知って心を痛めた人々ら毎日数十件の寄付をしたいという電話がきている。彼女はとても喜んでいた。



しかし昨夜、僕のビザの更新拒否を受け相談にのってもらっていたとき、彼女が電話口で泣いていた。
あの記事を書いた事で、会社の上司・同僚含めて“上”からお叱りを受けたというのだ。
しかも驚いた事に、怒江の地元政府からも「なぜあんな記事を書いた。」と文句の電話もきていた。普通(の国)ならば、現状を伝え寄付を募ってくれたことにより感謝されてもおかしくないのだが、こちらの世界では話が根本的に異なる。ボランティアや慈善活動をする人々が、上から罰せられてしまう世界なのだ。なぜか。通常は国がやるべきことで、もしボランティアが必要とされた場合、それを恥ずかしいことと上はとらえるのだ。雲南地震発生から11日後に全てのボランティア撤収の命令を出した理由もおそらくそれだろう。弱者の保護よりも、しょうもない意地と面子、そして職場での地位を優先するのだ・・。



ジャーナリストというのは“上”から嫌われる職業だ。ID身分証明書も一般の人とは異なるものを持たされている。そして監視され、容易に行動を制限されてしまう。
友達のある大手インターネットメディアのジャーナリストはQQ(中国版skype)でジャーナリスト同士話をしていた時、少し上をヒハンする内容の会話をしていたら突然警察がそれぞれの家に入って来て、2人は連行されてしまった。同じように記事云々の話ではなくこういったプライベートの会話で監獄に入れられてしまったジャーナリストを何人も知っている。彼らは正義と平和の為に戦っている。それ故、敵とみなされ監獄に入れられてしまうのだ・・。



これでもジャーナリストはまだ立場は保証されているほうなのだ。その他一般の人々というのは、ハンギャク者と捉えられれば僕らの知らないところで、声をかき消され、静かに抹消されてしまう。それに対し残された家族が「なぜ?!」と問うものならば、また新たな犠牲者が出るのだ。
理不尽な話だ。。

QQやメールのハッキングは日常茶飯事だ。僕のQQも先月ハッキングされ、350人ほぼ全ての友達の連絡先と過去の会話が削除され、ログインすら出来なくなった。

Welcome to China.


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怒江の情況(中国語)

云南省怒江州福贡县,位于怒江大峡谷中段,全境内90%以上地坡度在25度以上,人以傈僳族和怒族主,高山峡谷中共有57个村庄。

当地基本没有工,村民生活以农业为主,但耕地有限,以生的人生活在线以下的比例非常高。福贡县经济连续多年位列云南省倒数第一。

之特殊在于,于中缅边境,多年来在两地迁徙的人们产生了众多没有籍的人意味着他没有低保,没有医保,无法外出打工,子女教育受限,家中困。根据最近官方统计,福贡县境内共有13695人没有籍。其中以上帕和架科底为严重。

冬季来,山里的人普遍缺乏冬衣物和被子,大多数家中一如洗的人,任何生活用品的捐都是有需要的。另,当地教堂普遍面临维修境地,如有教会愿意帮助捐款,亦可与以下教会人士系。以下是拜访过的村寨概况。

支援希望についてのお問い合わせはfacebookを通じてご連絡下さい。

 【新聞】:雲南信息報:河原启一郎:我只是个普通志愿者



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